クリアした後に色々考えてしまうゲームでした…
色んなキャラクターを動かせるのが魅力的で、狭い世界なのにあちこち歩いてる気分になります。ダスターが一番お気に入りです。
幸せのハコによって本当に幸せになれるのかと現代にも言えるような気がしますが、便利なものを知ってしまうと後戻りできないですね…。
モブキャラがリュカに悲しそうな顔してるねって言ったり、鏡を見たサルサがどうやって笑うんだっけって言ったり、うっ…と辛くなる台詞が豊富。一方で若干ナルシストなリュカ親子が可愛かったり、どせいさんに癒されたり、マザーらしさも沢山ありました。ミクソってニックネームに地味につぼります。
間接的にリュカの家族に悪さをしたポーキーですが、2をやらずに3をやってたら嫌いになってたかもしれません…やっぱり嫌いになれない悪役です。そんな彼もカーズになってしまいました。
一番気になったのがエンディング。暗転した画面は2でもありましたが、今回はなんだか違う…
ドラゴンが復活した後、何も残らず皆死んじゃったんじゃないかな…という気がしてなりません。プレイヤーが歩いて行くと色んな人が声をかけてくれるのに姿が見えない。ありがとう、さよならと連呼する彼らはプレイヤーに語りかけているのでしょうが、今生の別れのようにも聞こえます。
そしてどうしてプレイヤーがドアノブを持っているのか…序盤で壊れたドアノブは最後にこんな役目があったのかなんて思うはずもありません。個人的にドアノブはリュカが持ち帰って暖かい家に帰って欲しかったです。再びメニュー画面になった時、複雑な気持ちになりました。
エンディングはやっぱり2が一番マザーらしくて好きですが、ストーリーは3がむつかしくて好きです。ぽてんしゃる!
- 感想投稿日 : 2014年5月10日
- 読了日 : 2014年5月10日
- 本棚登録日 : 2014年5月10日
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