そして世界は狂いはじめた

著者 :
  • 新潮社 (2001年12月1日発売)
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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言葉の贅を尽くした、過激で絢爛豪華な古舘節で世紀末前後の世相を書いている、のだがやはり語り尽くしているように感じるのはこれ本文実況脳内再生余裕であるから。言いたいことも言えないこんな世の中になって久しいが、思うことがあるなら黙らずに何がなんでも反射的にべらべら喋る。そんな著者のように思いついたアイデアを他者にポンと投げ掛けてみれば、迷走続く国際社会にも少しは光射すのかもしれないと読後思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: I HAVE
感想投稿日 : 2015年1月29日
読了日 : 2015年1月28日
本棚登録日 : 2015年1月29日

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