世紀の落球-「戦犯」と呼ばれた男たちのその後 (中公新書ラクレ 697)

著者 :
  • 中央公論新社 (2020年8月6日発売)
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感想 : 12
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たまたまいつも行く本屋で見かけ、落球をテーマにした本は初めて見たので興味を持って購入。

落球というワードに興味を持って読んだだけだが、内容はかなり心に残るものであった。特に、ミスをした人の周りの人の存在・行動がとても大切だと感じる。長嶋監督や尾藤監督のエピソードと、阪神の金田監督・金本監督の差は何なんだろうか。本書のエピソードだけで言うと、金田・金本両監督みたいにはならないように気を付けようと感じた。

あとは3選手ともミスした後にただ凹むだけではなく、自分のミスは自分で取り返す気持ちを持っていて、やっぱりそれが大事だと感じた。

何か落ち込むことがあった時に思い出したい1冊。

「人生にエラーはつきものだ。大事なのはそのあとどう生きるか。」と考えて、ミスを受け入れ向き合うことで、ミスから立ち直れる人間になれるのではないかと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 118_野球・スポーツ
感想投稿日 : 2020年8月9日
読了日 : 2020年8月9日
本棚登録日 : 2020年8月7日

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