人を救うという事は、自らが力を持つという事なのだろうか。
そういった同情の考えをめぐらせた後、やってくるのは必ず、「僕じゃなくて良かった。」という冷徹な安堵の気持ちである。
きっと、僕には「忘れる」という機能がついていないと、良くも悪くも僕は弱いから生きていけないんだと思う。自分を守るために僕は、悲しい事を忘れてしまうのだ。
「誰かのために何かをする喜び」はそれは時として「自分のために何かをする喜び」をすっごく上回るって事を。
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- 感想投稿日 : 2011年6月18日
- 本棚登録日 : 2011年6月18日
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