東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity. (1) (角川コミックス)
- 角川書店 (2008年1月23日発売)
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感想 : 15件
イタズラ好きの妖精三人をメインとした東方Projectの外伝作品の第二部に当たる作品。しかし三妖精のいたずらはあまりメインでは描かれていない印象がある。特に初期の話は本編のキャラクターが登場するのにも関わらず遠目に見る程度で三妖精は接触すらしない。しっかり接触する話になっても話のオチには関わらないといった非常に特殊な作風だと感じる。
視点を変えてみればこれは本編中でも時折言及されるように、東方Project内における妖精の立場そのものを表現しているようで味わい深い。しかし、複数読まなくてはその良さを理解できないという意味では少々とっつきにくい作品でもあるかもしれない。その点から考えて、本編の異変をまとめあげた巻末の描き下ろし番外編は分かりやすくて魅力的なので、ここから読むのがいいと感じた。
全体的に可愛らしい雰囲気でゆるく進む点は魅力的なので、東方Project原作の話を知っている人で、そういったゆるい作品が読みたい人にはおすすめしたい。
※申し訳ないながら中古で購入したためCDは未入手
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
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- 感想投稿日 : 2013年1月13日
- 読了日 : 2013年1月13日
- 本棚登録日 : 2013年1月13日
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