共感はゼロサムゲームという記述を読み、宮台真司氏の「誰のために何をするか」という書籍名が頭に浮かんだ。
そして宮台真司氏の唱える世界観はまさに共感であり、この本で問題とされている「共感は倫理観を蝕む」については、「法外の仲間」に読めた。
現代人は共感を失い自己利益のために動くから、倫理観を犯す行動を取らない。つまり「法の奴隷」となるのだろう。
他には、
・過去に同じ状況を経験した人ほど共感力を示さない
・共感しすぎると共感疲労を起こす
あたりが新しい知見になった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想
- 感想投稿日 : 2020年6月7日
- 読了日 : 2020年6月7日
- 本棚登録日 : 2020年6月7日
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