読書法をテーマにした本の中では最もよかった部類の一つ。
・本の趣きによって読み方・読む時間を変えていく
・必要に応じてノートを取る
・自分が気になるテーマを絞っていく
これらの読むに当たっての姿勢というか、心構え、ひいては有益な読書になるコツが非常に明快だ。
小説を読むのであればコツよりなにより楽しむという感情を味わえるかどうかだと思うので、小説に適用するようなものではないと思うが、そうではない学術書や社会をテーマとしたノンフィクションを読む際には大いに参考になる。
しいていえば、最初の章立てに「読書のための時間確保するには」という部分があったが、それは読書法というより時間術、この本で触れなくても良かったかもしれない。引き込んでいく、という意味では前段として良いところだったのだが、テーマからは少しずれているかな、と。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
読書法
- 感想投稿日 : 2013年12月19日
- 読了日 : 2013年12月19日
- 本棚登録日 : 2013年12月19日
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