零式 (ハヤカワ文庫 JA ウ 2-1)

  • 早川書房 (2007年1月1日発売)
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本棚登録 : 177
感想 : 13
3

話がえぐい。

戦後、戦勝国の管轄地となった日本で、2人の少女が脱走を試みる話。
…なのですが、ストーリーがまず「少女達が乗り越えるべき壁」ありきで、そこから世界観を形作ってるような違和感を覚えます。色々ツッコミ所はあるのですが、それをノリと勢いとお約束で「そういうもんだ」と思ってしまえば楽しい小説だと思います。いい意味でB級というか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2010年8月29日
読了日 : 2010年8月29日
本棚登録日 : 2010年8月29日

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