久しぶりに国内SFを読了。10年ぶりくらいか?
もちろん、初めて読む作家さん。ぶっちゃけ、ジャケ買いです笑。
ノンシリーズの短編集。
それぞれの短編は未来の地球が舞台。共通するのはモラヴェックか。もしかしたらSF的に有名な方なのかも。
あんまりゴリゴリのSFって感じがせず、読みやすかった。
おすすめの短編は、なんと言っても最初の『六十五歳デス』。高齢の紫がカッコよくて、最後が切なくて。最初のこの短編で、グッと引き込まれた。
後は『太っていたらだめですか?』『ペンローズの乙女』なんかはストーリーもさることながら、最後の皮肉がなんとも言えない。
表題作の『シュレーディンガーの少女』も、多世界解釈?なのか、生きているか死んでいるか、不思議な余韻を残す。
読み慣れないジャンルだけど、たまに読むといいよね!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内SF
- 感想投稿日 : 2023年2月23日
- 読了日 : 2023年2月23日
- 本棚登録日 : 2023年2月23日
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