対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社 (2004年2月11日発売)
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感想 : 39
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2004年 中沢新一
(表紙、アメリカ先住民クワキウトゥル族のトランスフォーム・マスク)

NOTE記録
https://note.com/nabechoo/n/n03f159d256b6

5冊読んできて、分かったような、分からんような、そんなレベルなんだけど、たぶんきっと、この非対称な現代で、古代の思考(対称的・神話的思考)を軽視せず、復活させる必要があるんじゃないか、みたいなこと?

その思考にある「対称性の論理」は、抑圧や操作や組み替えが加え続けられても、人類の心の中で不変であり続けている。この潜在的な能力を、豊かに発達させていく可能性は十分にあるぞーと。

この対称性思考によって、極度な非対称でバランスの崩壊した世界で、今日の人類が陥っている袋小路的な深刻な危機から、脱出することができるようになるんじゃないかと。未知の形而上学革命を実現!

こんな感じなのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月4日
読了日 : 2022年5月24日
本棚登録日 : 2022年5月24日

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