「~でしょう」とデカルトが語りかけるような訳が良いと思って本書を選んだ。言い回しは平易だけど、哲学としての主張(我思うゆえに我あり、心身二元論)は本書だけではよく理解できなかったので「ソフィーの世界」のデカルトの項も読んで少しわかった。
全体第1~6部のうち、第1部が興味深かった。学問としてなぜ医学や法学や文学や修辞学はつまらなくて、数学や哲学はおもしろいかを語っている。「全てを疑ってかかる」と言うわりには第4~6部あたりで独断が目立ち、結構調子のよい人という印象。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年4月2日
- 読了日 : 2017年4月2日
- 本棚登録日 : 2016年6月26日
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