方法叙説 (白水Uブックス)

  • 白水社 (2005年6月7日発売)
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本棚登録 : 93
感想 : 12
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「~でしょう」とデカルトが語りかけるような訳が良いと思って本書を選んだ。言い回しは平易だけど、哲学としての主張(我思うゆえに我あり、心身二元論)は本書だけではよく理解できなかったので「ソフィーの世界」のデカルトの項も読んで少しわかった。 
全体第1~6部のうち、第1部が興味深かった。学問としてなぜ医学や法学や文学や修辞学はつまらなくて、数学や哲学はおもしろいかを語っている。「全てを疑ってかかる」と言うわりには第4~6部あたりで独断が目立ち、結構調子のよい人という印象。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年4月2日
読了日 : 2017年4月2日
本棚登録日 : 2016年6月26日

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