アート・オブ・コミュニティ ―「貢献したい気持ち」を繋げて成果を導くには (THEORY/IN/PRACTICE)
- オライリージャパン (2011年5月26日発売)
本棚登録 : 249人
感想 : 20件
最近考えていたことへの解がこの中で見つかるような気がした。著者はオープンソースのコミュニティ運営者。利益を追求しない組織、NPOでもボランティアでも読書会の運営でも参考になる内容だろう。最近のオライリーはコンピュータ関係の枠を越えたコンテンツが充実しているようで、ロジカルに生活へのヒントを与えてくれる。
終盤、メンバー対立への対処、燃え尽き症候群への対応、その時にかける言葉にぐっとくる。現代のわたしたちのコミュニケーションはコンピュータを通したものになりがちだが、そもそもコミュニティという存在自体が生身の人間同士のお付き合いで成り立っているという認識を忘れてはならない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年10月21日
- 読了日 : 2011年10月21日
- 本棚登録日 : 2011年10月9日
みんなの感想をみる