天涯のパシュルーナ (4) (ウィングス文庫)

著者 :
  • 新書館 (2010年12月9日発売)
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感想 : 4
3

一気に物語の核心を付く真実が語られる。
異種なシステムは、特殊な力を持ったが為に許されぬ想いや思惑が絡み合い、"呪い"という形で広められた愛憎のようなものだったわけですか。

自分の堪えきれなかった想いや嫉妬などを、結局その力をもって後世まで残す形を作るなんて、なんて身勝手な!って感じだよね。
いつしかそれが信仰や理として、崇高なものに変わったのかもしれないけど、それに巻き込まれる形で関わることになったトゥラルクが哀れだわー。

ここまでくれば、巻き込まれ損以上に大事なお役目を果たさなければいけなくなったわけで、もう応援するしか出来ない!(苦笑)
なんとか上手く収まる形を作ってくれ!
一筋二筋縄ではいかないかもしれないけど、頑張ってトゥラルク!(笑)





と言っても、文庫がここまでしか出ていない!
連載誌では、9年前(?)に完結済だが、本になっていない!(泣)
何とかして、出版されないものか!
いちお、これから出版社に手紙を送るつもりだ!
小さな小さな声かもしれないが、誰かの目にとまって動くきっかけになってくれたらいいなぁという願いを込めて!!!
同じ想いの人は、声を上げよう!!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: THORES柴本様
感想投稿日 : 2020年11月7日
読了日 : 2020年11月7日
本棚登録日 : 2020年8月16日

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