星と暮らす。: 星を知り、その輝きとともに

著者 :
  • 誠文堂新光社 (2012年7月1日発売)
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感想 : 5
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天体写真がたくさん掲載された本。だと思ったら。。
写真も多いが、色々な話もたくさん。
星座のこと、星にまつわるアート、流星、隕石。。など、星にまつわるありとあらゆることが書かれていて、面白かった。

特に驚いたのは、危険な地球接近天体。
直径300mほどの小惑星アポフィスは、2029年4月13日から14日にかけて地球をかすめるように通り抜け、さらに2036年には危険なほどに接近してくると。
思わずアルマゲドンを思い出したが、そんな小惑星の存在を知らなかったので、びっくり。
その接近は、肉眼でどんなふうに見えるのだろうか?
地球にぶつからなければよいけど。。。と思う。
たった9年後のこと。。。

『(略)宇宙の「宇」は広がり続ける空間、「宙」は絶え間なく流れる時間のことです。私たちは、たった二文字で言いあらわせるそんな宇宙に暮らしているのです。』(6頁)

地球上で何者にも邪魔されず、我が物顔で暮らしている私たち人間は、宇宙という壮大な空間と時間からみたら、ゴミと同じかもしれないな。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2020年7月31日
読了日 : 2020年7月31日
本棚登録日 : 2020年7月31日

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