四神相応の都、平安京から始まり、京に伝わる様々な異界のものとのやりとりをした現場が語られている。
有名どころを紹介しているので、新しいものに出会うことは少なかったが、「鬼門、裏鬼門を文明発達の象徴である電車が走る」という話は、地図と合わせて掲載されていたので、えらく納得した。
京都は、異界のものと切っても切れない年なのだと思う。
だからこそ、寺社が多くあり、異界のものへの祭等が古来から残っているのだと思う。
でも、異界のものを信じる心は嫌いじゃない。
人間が生きていく上で、異界のものを信じ、異界のものと共存することが、環境、文化を護っていると思うから。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
京都
- 感想投稿日 : 2017年2月5日
- 読了日 : 2017年2月5日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
みんなの感想をみる