向日性のとびら (花音コミックス)

著者 :
  • 芳文社 (2009年2月28日発売)
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本棚登録 : 1098
感想 : 75
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映画のような壮大なストーリーなために一冊にするべきではなかった。
2巻の作品をムリヤリ1冊にまとめた感があります。
前半から中盤への繋がりが弱すぎてまるで違う作品のようです。
もしかして中盤〜後半でのストーリーの盛り上がりをより大きく見せるために先生がワザとそうしたのかと思ったのですが、それでも読者を置いてけぼりにしている感じが…主人公に沿って描かれていらっしゃるからでしょうが、本当に途中から話が突然始まります。
あと、情報の多さも頭でのストーリー処理を阻んでいたと思います。
そういった多すぎる肉を削ぎ落として読むとシスとカイ二人の別離から再会まで良かったなと思いました。
他作でも描きましたが、何も考えずに読めば面白い作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: hm
感想投稿日 : 2012年12月26日
読了日 : 2012年9月3日
本棚登録日 : 2012年9月3日

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