恋のドレスと約束の手紙 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2008年9月2日発売)
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『薔薇色』の仕立人クリスは、青年貴族シャーロックとの恋をゆっくりと育てていた。だがある日『薔薇色』に謎の男ギルレイが現れ、シリルという女性のドレスを注文する。クリスは採寸のためひとりでロンドンを訪れるが、指定されたのはかつての『薔薇色』があった場所のすぐ近くだった。女優だというシリルに振り回されるうち、闇のドレスに近づいていくクリス。シャーロックも闇のドレスの真相を追って・・・。
コルベールを名乗る人が二人いて一人はリンダっていうのは前作で予想してたのですが、一人がアイリスの母親だとは・・・。ヒューの妻だけど何人とも結婚してるってどういうこと??その当時って離婚とか簡単にできるのか?クリスは母親に対してどういう気持ちなのかがよく分かりません。今まで死んだとまで思うくらい嫌がってたはずなのに、いざとなったらかばうのかと。恋する気持ち云々の前に、わが子に見張りつけてがんじがらめにするとか結構ひどい女だと思うんですが。シャーリーとの文通はほのぼのでかわいいですね。幸せになってほしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2011年2月20日
- 読了日 : 2011年2月20日
- 本棚登録日 : 2011年2月20日
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