「自分がイヤだ!」と思ったら読む本

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  • 中経出版 (2011年5月10日発売)
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何か言われて傷ついたり、怒ったりした時、自分が何に、どの言葉に反応したのか、その「反応の種」を意識していくと、考え方を「コントロール」できるようになる。考え方を変えると「反応の種」に振り回されないようになる。

問題自体に「よい」も「悪い」もない。単に「クリアすべき課題」である。いちいち「いい」か「悪い」かで「反応」しない。

自分の弱さを認める。自分のダメなところを認める。そんな自分にマルをつける。

今の現状に満足する。今いる場所を素敵にする。今いる場所を、リゾート・パワースポットにする。ゲーム感覚で自分で自分をご機嫌にする。

「なりたくない」と思うと「なってしまう」だから、「私は、親(反面教師)のようになってもいい」とつぶやいてみる。

「心を鍛える前に、まず、心をゆるめる」

「結果」を変えるためには、「行動」を変える。
「行動」を変えるためには、「感情」を変える。
「感情」を変えるためには、「考え方(価値観)」を変える。
「考え方(価値観)」を変えるには、「行動」を変える。

「怖れ」からくる「プライド」は「プライドもどき」、
「本物のプライド」は「誇り」をもつこと。

自信がない人は、「気にして」行動する。
自信がある人は、「気をつかって」行動する。
「気にする」だから言わない。→「怖れ」ベース。
「気をつかって」思い遣って言わない→「愛情」ベース。

「あなたの価値観(考え方)で私を裁くのはやめて」と思う時、同時に、「私は私の価値観で誰かを裁いてないか」を考えてみる。人を裁くと、裁かれる。

どういう「考え方」を選ぶのか、は、自分が決める。
自分の人生も、自分の考え方も、自分の感情さえも、自分で決める。

「ない」を「ある」と信じる。できない時は最後に「かも」をつける。
お金も、時間も、余裕も、愛情も、魅力も、能力も、つながりも、価値も、健康も、ある。(かも)
と思ってみる。つぶやいてみる。

周りの人に「バツ」をつけない。他人の行動を「許せない」と憤る人は、そうすることで、「自分は正しい、間違ってない」と確認したいだけなので、次から次へと周りの「バツ」が寄ってくるし、目につくし、増えていく。

心屋仁之助さんの著書は、これで8冊目だけど、自分のダメな部分を認めて赦すと、他人のダメな部分も全て赦せるようになる。問題は自分の中で作られていたのだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 単行本
感想投稿日 : 2016年3月14日
読了日 : 2016年3月14日
本棚登録日 : 2016年3月14日

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