非常識経営の夜明け 燃える「フロー」型組織が奇跡を生む (人間性経営学シリーズ 2)

著者 :
  • 講談社 (2008年10月1日発売)
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本棚登録 : 114
感想 : 14
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 某研究所長の推薦図書、会社の本棚に面出ししているのを借りた。ここ100年の経営学は合理性を追求をしてきたが、これからの経営学は人間学と、筆者は述べている。内容を端的に示すのは心苦しいが敢えて表現すると、効率や論理性を前提とした経営は社員が卑屈になってかえって生産性を下げる、社員を信頼して自由にやらせることで結果的に生産性が上がるというもの。

 昇格してからのここ半年、後輩の成長や組織の強化について色々考えていたが、この作品を読んでいて今自分に欠けていたことが胎の中スーっと入っていく感覚を受けた。どんな小さいな組織でも人の上に立っている方にはオススメ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年10月10日
読了日 : 2011年10月10日
本棚登録日 : 2011年10月3日

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