学者、政治家、芸術家、果ては国王から死刑囚まで、古今東西の有名人たちが今わの際に漏らした意外な一言を集めた本。
死を前にしてとんちんかんな事を口走ったり、その遺言が後々の歴史を大きく動かしたり、ざっくりとカテゴリーが分かれているのでスイスイ読めます。
死因や享年の他、その人物の簡単な解説も併せて載っているのですが、「ちなみに……」「ところで……」と補足される雑学の方が分量的には多かったり。とぼけたイラストがまた言い知れない脱力を誘う。
自分は「最期の言葉」が妙に好きで、他にも似たような本に手を出した事があるのですが、カール・マルクスがずば抜けてカッコイイと思っております。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
└ 名言集
- 感想投稿日 : 2013年3月20日
- 読了日 : 2012年3月21日
- 本棚登録日 : 2013年3月20日
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