ぼくらが出合った戦争―漫画家の中国引揚げ行

著者 :
  • 新日本出版社 (2012年8月1日発売)
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本棚登録 : 11
感想 : 2
3

冒頭の中国残留孤児や引き上げについての説明がちょっと固かったけれど(漫画も一切なく)
中国が内乱の中、積極的に日本人を帰国させてあげようとした動きがあったことに驚いた。

赤塚氏の文章がたんたんとしているのだけれど衝撃。
いじわるな日本人は殺されちゃったとか、
妹が亡くなって 母親が4人の子供いては大変だから親孝行だな、とか。。。

『シンドラーのリスト』では、体験談をアーカイブにまとめている と紹介があったけれど
日本の原爆とか、空襲とか、中国引き上げとか、兵士目線とか
語るのはつらいだろうけれど
語ってくれた人の事は どのように残し、伝えていけるシステムになっているのだろう。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2020年3月
感想投稿日 : 2020年4月1日
読了日 : 2020年4月1日
本棚登録日 : 2020年4月1日

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