なぜペンネームが『燃え殻』なのでしょうか…?
本書は、「人生はままならないから、デビュー小説で希望を書いた」(私は未読…)という著者のエッセイ集です。
自分を卑下し、自虐感溢れる印象は、内容からも筆名からも伝わってきます。ただ、文章からは重苦しさは感じられず、スラスラ読み進められます。
書き残さなかったら、なかったことになるかもしれない出来事や人の営みがあって、それらを残すのもいいのかも、と考えられたのでしょうか…。
かつてのことや最近のことを取り留めなく書くことで、大半が苦難であっても、後で振り返った時に「抗って生きてたな、その時は輝いていたな」と思えるのかと、我が身に照らしてぼんやり考えました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月28日
- 読了日 : 2022年8月28日
- 本棚登録日 : 2022年8月27日
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コメント 1件
Mizukiさんのコメント
2022/08/31