ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学

制作 : 矢野和男 
  • 草思社 (2015年9月17日発売)
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社会物理学とは、情報やアイデアの流れと、人々の行動の間にある数理的関係性を記述する、定量的な社会科学である。

集団のパフォーマンスには、アイデアの流れのパターンが、最も大きく影響している。具体的には、アイデアの数の多さ、交流の密度の濃さ、アイデアの多様性がカギとなる。

ビッグデータと社会物理学を組み合わせ、データ駆動型社会を実現すれば、都市の生産性と創造性を改善できる。そのためには、「データのニューディール」と呼ぶ取り組みが必要になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2022年3月27日
読了日 : 2022年2月28日
本棚登録日 : 2022年3月27日

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