お金は寂しがり屋で、ポツンと一人でいるのか嫌い。お金は仲間のいるところに行きたがる。一人が二人になり、二人が三人になり…そんなふうに仲間が増え始めると、一気にドドッ、ドドドドドッと集まってくる。だから、お金は、稼いで貯めて、回して増やす。そのお金は、自分の幸せのために使い、さらに社会や人のために使う。生活のことを考えなくてもよい、子供時代にこそ、株式投資でお金の知識や世の中のことを学ぶ必要がある。これが、本書の伝えたいこと。そして、お金に支配されずに生きるためには、お金以外の基準を作ることが大切である。
子供向けのため、読みやすいが、瀧本さんのような理論はなく、金持ち父さんほどストーリーはない。子供がお金を学ぶ際の工夫や、募金活動のシステムづくり等は面白い視点だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2020年6月25日
- 読了日 : 2020年6月25日
- 本棚登録日 : 2020年6月25日
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