このお話の中で起こることは現実的ではないのに。忘れたいことと引き換えにその重さと同等の良き思い出を失う。とても現実的な世界だと思いました。
どんな思い出でも自分の構成要素の1つであり、その経験があるからこそ今の自分が作られていることを感じさせてくれる作品でした。車掌さんの闇と車掌さんとテオの関係性も、この作品に惹き込まれる大切な要素でした。
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- 感想投稿日 : 2021年7月29日
- 読了日 : 2021年7月29日
- 本棚登録日 : 2021年4月15日
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