花屋さんが言うことには (ポプラ文庫 や 2-9)

著者 :
  • ポプラ社 (2024年3月5日発売)
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感想 : 21
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主人公は君名紀久子。
心身共に疲れ果てて勤めていた会社を辞めて、小さな花屋で働き始める。
お客さんや従業員との触れ合い。また、日々たくさんの花と触れ合う中で癒され、心の中に仕舞い込んでいた夢にもう一度向き合おうと勇気をもらい成長していく物語かな。

ストーリーは変わった感じではなかったけれど、ミモザの日、3月8日にはミモザでいっぱいになる店。
重陽の節句、9月9日頃には菊がいっぱいの店。
母の日にはカーネーション。
そうやって、お店が花いっぱいのところを想像するのは気分も上がり私もその花屋に行ってみたくなりました。
また、ひまわりの種類にゴッホ、モネ、ゴーギャン、マティスなんてあるとは知りませんでした。
それぞれの画家が描いた向日葵に似せて作られたひまわりの品種だそうで、絵の作品の向日葵と似せて作られたひまわりを検索してみました。本当に良く似せて作られています。驚きました。
いつか絵画の向日葵と花のひまわりとどちらも本物を見てみたいと思っています。
(絵画は難しいかな~。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月13日
読了日 : 2024年4月13日
本棚登録日 : 2024年2月22日

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