キャロル&トニーと同じ作者だったので。
冒頭、ただの遺体の発見者だと思って、幼なじみの大学生たちの仲の良さや、被害者の女性の命を救おうと必死な様子、冗談や悪ふざけではないと警官に必死に訴える姿に、ちょっと涙ぐみそうになった…気持ちを返してほしい。
全然、ただの発見者たちではなく、容疑者と疑われ、大学でも村でも酷い目にあい、宗教に目覚めたり、自殺騒ぎを起こして刑事を巻き込んでしまい、人生をひねってしまった主人公たちだった。
もちろん勝手に思い込んだだけだが、一瞬、映画のスタンド・バイ・ミーが脳裏をよぎったのは自分だけではないはず。
しかし、若者たちの姿からも目を離せなかったが、
25年後の再捜査開始後の動きからも目が離せない。
成長後の姿が見れたところは、スタンド・バイ・ミーより興味深かったし、面白かった。
トリック?としては単純なのかもしれないが、意外な息子も現れて、個人的にはミステリーとしても面白かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2018年6月21日
- 読了日 : 2018年6月17日
- 本棚登録日 : 2018年6月17日
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