猫が出てくるので。
ニューヨーク、ブルックリンの書店を大叔母から相続したダーラ。
相続したのは書店だけでなく、スタッフも含まれていた。
元教授の店長ジェイムズと、喧嘩っ早い黒猫ハムレット。
お客のひとりで「いい感じ」になっている建築業者と、
改装中の建物に行くと彼の同僚の死体を発見してしまい…。
店の地下に住むのが元警官の探偵で、
元同僚の刑事が出入りするという設定が無理がなくて良いし、
ハムレットが気に入らない従業員候補を追っ払うところとか、
でも新しい従業員ロバートと仲良くなるところとか、
そのロバートの住まいを見つける話は微笑ましくて良い。
そして、
ニューヨークの裏庭のついたブラウンストーンの建物で、
経営しているのは書店、
お店の上に住んでいるとは本当にうらやましい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コージー
- 感想投稿日 : 2021年4月11日
- 読了日 : 2021年4月8日
- 本棚登録日 : 2021年4月8日
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