ぬきさしならない依頼 (扶桑社ミステリー ク 6-2)

  • 扶桑社 (1996年10月1日発売)
4.18
  • (4)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 4
4

ロスの探偵エルヴィス・コールの4作目。

エルヴィスの相棒、パイクの警官時代の相棒が登場する。
信頼していたが、悪徳警官になってしまったのか。

エルヴィスが依頼されたのはその部下の素行調査。
婚約者が何かあると心配のあまり依頼してきたのだった。
例によって厄介ごとに巻き込まれ、
エルヴィスとパイクははめられて逮捕され、
警察署から脱走する羽目に。

アロハシャツを着ている探偵に油断していたというかは、
前作のハッピーエンドのせいか、
すでに息子を一人失っていた母親から、
さらに息子を奪う展開には衝撃を受けた。
エルヴィスの弟子になりたがっていたので余計に。

そして、敵をうとうとしていた男たちを、
その母が止めた場面は素晴らしかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヴァイオレンス
感想投稿日 : 2021年12月21日
読了日 : 2021年12月21日
本棚登録日 : 2021年12月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする