『自宅で、30分でできるダンベルトレーニング』

著者 :
  • あほうせん (2008年4月10日発売)
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感想 : 7
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筋トレに関する本は数多あるが、多くはトレーニングの方法についてのみしか書いていない。本書の秀逸なところは、トレーニング、もしくは筋力増強に関する理論面の解説が充実している事である。限られた時間で効果的に結果を出すにはこうした知識は不可欠。以下、要点である。

<b>タイミング: 食事後2〜3時間経過した頃が良い。</b>
仕事で、どうしてもそう出来ない場合、食事前にするのであればおにぎりやエネルギーゼリーなどの炭水化物主体の軽食でエネルギー補給を行う。それも出来ない場合は、オレンジジュースなどを開始15〜20分くらい前に摂る。

<b>タンパク質の補給: 体重x2倍が必要</b>
卵や豆類(納豆、豆腐)、乳製品の内努めて2種類を摂るようにする。それぞれ約6gのタンパク質が摂取出来る。
不足分は、プロテインパウダーなどで取得したら良い。但し、1回の食事で吸収できるタンパク質には限度がある。必要なタンパク量が摂れた場合は食事と食事の間にプロテインを摂るようにすると効果的。タンパク質が筋肉に合成される際、成長ホルモンが関わる。それは筋トレ直後から1時間後までの時間帯と就寝前に分泌するため、トレーニングの実施1時間前、直後から30分〜45分以内、就寝前が良い。

<b>効果的なトレーニング</b>
ストレッチは、トレーニングの後に行うのが良い
有酸素運動は、最初は糖質を消費しその後脂肪を消費する。筋トレも糖質を主な商品エネルギーとするので、先イントレーニングを行いその後に有酸素運動を行う方が良い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年10月8日
読了日 : 2017年10月1日
本棚登録日 : 2018年10月8日

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