劇画 プロレス地獄変 (宝島SUGOI文庫)

著者 :
  • 宝島社 (2021年3月4日発売)
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本棚登録 : 26
感想 : 4
3

ノアの詐欺事件やターザン山本、内外タイムスの
話はハッキリ言ってふーんという程度だった。
やはりこの手の物はレスラー自身にスポットを
当てた話が面白い。特に阿修羅、アンドレ、ラッシャー。田園コロシアムのアンドレ、ハンセン戦の
話は面白かったと同時に同時代のプロレスを
見られた幸せを感じる事が出来た。
ラッシャー木村さんの「こんばんは」事件も
よ〜く覚えている。その後の全日での活躍を見ると
新日の対応が如何に酷かったが分かる。それらを
ミスター高橋に愚痴る浜口や寺西に「仕事だ」と
言い切るラッシャーさん。あっばれなプロ根性です。冷酷に選手を駒として扱った猪木さんもまた
プロ。他団体から入ってきた選手に居場所を与える
馬場さんもプロ。昭和のプロレスは良かったなぁ〜。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月16日
読了日 : 2021年9月16日
本棚登録日 : 2021年9月16日

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