あれ、書いてなかった…
ドラマ化したり、ネットでも評価が良かったし、
テーマも面白そうなので1から5巻をまとめ買い。
とある高校が舞台で、そこで選考科目として倫理を選んでいる高校生がぶつかる悩みや問題に対して
倫理の高柳先生が答えに導く(決して答えを言うわけではない)という流れ。
一人一人が多かれ少なかれ問題を抱えていて、
それが思春期と相まってる表現がよく描かれているなぁ、と思う。
加えて、こういう問題は子供だけではなく、大人でもどうしてよいか分からず
そこから「善く生きる」ためにはどう自分で折り合いをつけていくのか、
そこが倫理の必要性と大切さなんだなぁ、と思う。
私の学校には倫理はなく、短大の時に心理学と哲学を取って
とても自分の人生にとって助けになったので
こういう漫画はとてもよいなぁと思う。
善く生きる、とは良い人になるというわけでは決してなく、
悪いこととか、本当の自分とは違う事をすると感じる心のおくのむず痒さというか、
不安や焦りからまたさらにそれを誤魔化すために繰り返す…
みたいなのを、最初からそういうことしなければいいんじゃない?
自分の奥底の意識と違うことはしない。
自分の素の価値観を大切にする。
という事なんじゃないかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2021年6月30日
- 読了日 : 2021年3月18日
- 本棚登録日 : 2021年6月30日
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