悪魔とワルツを (マグノリアロマンス)

  • オークラ出版 (2016年7月9日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 5
4

テンポがよくて一気読み。展開が読めていたところはあるけど、そこはお約束な感じで満足。
友人を心配するヒロイン、それをやったら余計友人が危ないよー(T_T)って行動があってハラハラしたけど、意外とその方がリアルなのかも。
なんとなく、子どもの頃読んだ何かの雰囲気を思い出す、と思っていたら、ヒロインが病気の父親に「オリヴァー・ツイスト」を読み聞かせているってエピソードがあって、そ れ だ !ってなりました。
読後解説を読んだら、やっぱり作者は「オリヴァー・ツイスト」にインスピレーションを受けて書いたとか。こんな風に自分の読書体験が繋がるのはちょっと面白い。
今回の主要な脇役がヒーローになっている話もあるらしいので、翻訳されて欲しいな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロマンス小説
感想投稿日 : 2016年8月13日
読了日 : 2016年8月13日
本棚登録日 : 2016年7月19日

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