エレベーターを中心とした膠着戦や悪役の振る舞いは面白かった。
ただ、エレベーターで主人公と殺し屋が断絶されるまでと、エレベーター上で殺し屋と再会してからが本当に残念。
なんで横領の一端を担っている可能性が高そうな上司に相談しちゃうのか。
なんで多少キックボクシングやってる程度の女性が、なんで立派な体型をしたプロの殺し屋相手に善戦できるのか。
警備システムも疑問。あの規模のビルにひとりって少なすぎる。最新のシステムとはいっても、SFレベルの機能が備わっているわけではなく現実レベルの代物だし。
会長のカリスマ性も伝わってこなかった。殺し屋や事件前の主人公が心酔しているようだが、発言や雰囲気に凄さの説得力がない。ただの金持ちの権力者。ほとんど登場しないサブキャラだが、主人公の感情に大きな影響を与えるであろう人物だし、殺し屋がいい雰囲気の忠誠心を出していただけに残念。
と、語るとなると愚痴や指摘が多くなるが、嫌いな映画ではない。
かといってお勧めもしないが。
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- 感想投稿日 : 2015年11月29日
- 読了日 : 2015年11月29日
- 本棚登録日 : 2015年11月29日
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