ミニチュア写真家、見たて作家、田中達也氏の絵本。
写真としての作品にはない(ないことがそれはそれで良い味を出すのですが)セリフやストーリーが明示的に組み込まれた拡張的作品。
もともと、そこここで会話が飛び交っているかのような作品世界なのだが、ああやっぱりこんな会話なんだなぁと。
それにしても、この1シーンのために作られたわけでなかろうミニチュア人形がポーズ、周囲の人物達との距離感含め、完璧なまでにシーンに溶け込んでいるのはどういう才能の為せる業なのだろう。
ものすごく時間を掛けてこだわり抜いた配置なのか。
制作時間が気になるところ。
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2022年8月21日
- 本棚登録日 : 2022年8月21日
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