BIG FAT CAT と雪の夜 (BFC BOOKS)

  • 幻冬舎 (2004年12月10日発売)
3.77
  • (24)
  • (24)
  • (40)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 253
感想 : 26
5

BFCシリーズ最終巻です。
NEW MALLにお店を出せる権利を断るために
Edはバスに乗りますが、
キャットはEdを行かせないように抵抗します。
Edはその姿が頭から離れないのですが、
設備の整った空き店舗を見せてもらうと、
一瞬GHOST AVENUEの仲間や
キャットのことを忘れてしまいます。

欲を振り払うように映画館に戻りますが
外は猛吹雪なのにキャットはいなくなっていました。
そしてFrankの持っていたポスターでキャットが
コンテスト会場を荒らしたお尋ね者となっていることを知ります。

再びNEW MALLへ行き、お尋ね者の猫の飼い主は自分であること、
コンテストの賞金や権利は全て返却することをテレビカメラの前で
語ります。

どこまでも優しいJeremyは吹雪の中
リムジンを出してくれて、
前のお店があったOutside Mallへ向かってくれますが
道が狭く、車は溝にはまり、動かなくなります。
Edは自力で元のお店跡まで行き、
埋もれていた(!?)キャットを救い出します。

ハッピーエンドで終わるのですが、
Jeremyの高価なリムジンは台無しになり、
とても頑張ってくれたのに最後は放ったらかしで
かなり気の毒な扱いでした。

サイドストーリーのRED BOOKの結末や
コンテスト会場の警備員のお話も楽しかったです。

多読を始める前は3巻あたりで止まっていた本でしたが、
さらっと読めてしまい、しかも最後はウルウル来てしまいました。

参考書以外で紙で持っている英語の本はこれだけなので
これからも大切に持っておきたいと思います。
猫好きには嬉しいシリーズでした。

38冊目 9,200words YL2.5
total 634,027words

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 洋書YL2.0~2.9
感想投稿日 : 2013年3月23日
読了日 : 2013年3月23日
本棚登録日 : 2013年3月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする