宗教改革の意味合いからその後のプロテスタンティズムの展開を詳述した労作。兎角一括りにされがちなプロテスタントの多様性がよくわかる。著者もあとがきで触れているが、カルヴィニズムへの展開にも詳しければ、さらに良かったかなと思い、今後に期待する。今の欧米の状況を理解するために必読の書である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学・思想
- 感想投稿日 : 2021年2月13日
- 読了日 : 2021年2月13日
- 本棚登録日 : 2017年4月23日
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