確率とは何か、何が分かるのか、どんなことに応用できるのか、が具体的に分かりやすくまとめられている。中学校、高校と授業で学んだ確率とは違ったモノの見方をすることもあり、確率的知識を特に必要としない。
具体例として株式市場の話や、ランダムウォーク、経済物理学などについても触れられており、ファイナンスの入門として読むのも面白い。確率を通じて社会を見る目が、どのように変わりうるのか事例を通じて説明してあり読んでいてワクワクすること間違いなしである。特に、不確実性に関する話は面白かった。
また、ビジネスへの確率の応用例も示されており「確率」が身近なものであることを、より実感できるようになるだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2011年12月3日
- 読了日 : 2011年11月30日
- 本棚登録日 : 2011年12月3日
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