千明孝一監督による、宮部みゆきの同名の小説を原作としたアニメ映画です。当時『ゲド戦記』の酷評のため、相対的にとても評価が高くて友人にも薦められたという経緯がありましたが・・・
事前情報で期待感があったせいか、ちょっと拍子抜け。展開早いし、先は途中で読めちゃうし。でもまぁ子どもと一緒に見る分にはまったく問題ない感じではありました。この作品、見た目の可愛さで作品の重みが緩和されてしまってるから、もっと中身を重くしてもいけたんじゃないかなぁ、とも思う。主題だけでいえば、ありきたりだけど、ちゃんと考えさせられるものだと思うから。TV放映版は多少削られてしまってるはずなので、今度ちゃんと見たいですね。どうでもいいけど、最後ミツルとアヤはなぜああなったの、運命の女神様の気の利いたサービスなの、アレ。
・・・調べてみたところ、TVじゃなくともものすごく話が削除・改変されているとのことなので、是非原作を読みたい所存です。結論でいうなら、別に観て楽しくもない作品でした。でもまぁ、映像の細かさと、松たか子の少年声が以外に上手くいってることなど含めて★3つです。
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カテゴリ:
アニメ
- 感想投稿日 : 2008年5月21日
- 本棚登録日 : 2008年5月21日
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