頭脳のスタジアム 一球一球に意思が宿る (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年6月13日発売)
3.33
  • (1)
  • (2)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 7
4

2004年にプロ野球選手の中で[森羅万象を一般人には理解不能なところまでキャッチでき、しかもそれを誰にでも分かるように表現できる人」として、松坂大輔・城島健司・松中信彦・和田毅・宮本慎也・和田一浩・五十嵐亮太・豊田清の8選手にインタビューした本です。体のコントロールはもちろんですが、驚かされるのは、イメージトレーニングの重要性と感覚の重要性です。彼らは一様に試合のイメージトレーニングをしており、データよりも現場の感触を大事にしています。常人では到底到達しえない高みに達した彼らが、まさに一球一打に魂を込める真摯な姿が見られまる珠玉の一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スポーツ、体育
感想投稿日 : 2014年8月31日
読了日 : 2011年4月29日
本棚登録日 : 2014年4月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする