1987年にちくまプリマ―ブックスから出た、同タイトルの本の改訂新版とのこと。
元の本を読んでいないけれど、たしかに、近年の例も出てくる。
内容はむしろ精選されているのかな?
かなり薄い本になっている。
久し振りに池上さんの文章を読んだ。
ことばが無色透明な意味の乗り物であることをやめ、ことばそのものに意識せざるをえない使い方をされたとき、新しい認識の世界が広がる。
粗雑なまとめかもしれないが、池上詩学のエッセンスはここだろうと思う。
詩の言葉の魅力を考えてみようよ、とやさしく呼びかけてくれるような一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月21日
- 読了日 : 2023年5月20日
- 本棚登録日 : 2023年5月21日
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