稲盛和夫の実学―経営と会計

著者 :
  • 日本経済新聞出版 (2000年11月7日発売)
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感想 : 381
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管理マンとしてとりあえず読んだ

企業のあるべき姿を損益管理の観点を中心に話されている。原則の一つであるモノの動きと会計処理が一対一になるようにして企業の実態を損益に適切に反映することは当たり前だが、色々思うことがあった。日々の仕事では、製造側でコストダウン計画が出てこなくても予算を無理やり減らして計画を提出し、結局実績で負けるという事がよくある。これは計画の積み上げと実績が一対一になっていないという事で、この本でいう原則が守られていないということだろう

あと、値決めの重要性についても言及があったが自部門は長らくそこの整備を怠っていたので、これも本の原則が守られていなかった

色々と自部門は課題が多いなぁと感じる一冊

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年4月3日
読了日 : 2024年4月3日
本棚登録日 : 2024年4月3日

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