サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社 (1996年10月25日発売)
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『サブリミナルマインド』

「心理学に興味がある人は必読!!」

①人は自分が思っているほど、自分の心の動きをわかっていない。自分でも気づかない無意識的な心の働きに強く依存している。

②暗黙知が常に先立ち、明証的な知の基礎になっている。

③人は不十分な正当化を自分の態度の変化で補う。

④情動二要因理論がある。特徴は①生理的興奮は情動の種類に関わらず類似しており、生理的興奮を状況要因によってラベル付けすることで情動が生まれる。また無意識にこの行為が行わなれる。

⑤人の心とは完全には統合されていない多元的なシステムである

⑥人の言動の原因について、当人よりも第三者の判断に特権を与えるということを私たちはよくしている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年11月30日
読了日 : 2019年11月30日
本棚登録日 : 2019年11月30日

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