イザベラ・バードの旅程を鉄道で辿ろうとは、面白い企画だ。バードと著者の紀行文がうまく混じりあい、過去と現代を代わる代わるタイムトラベルしているような浮遊感を味わえる。バードの記録は極めて緻密かつ色彩表現豊かで、明治時代の豊かな自然や貧しくも礼儀正しい日本人の姿に胸を打たれた。
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- 感想投稿日 : 2020年8月23日
- 読了日 : 2020年8月23日
- 本棚登録日 : 2020年8月23日
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