夢の中という設定の世界をひたすら歩き回るというもので、ストーリーや明確な目的は存在せず、キャラクターの名称さえも明らかにされていません。
物語は終始ダークで幻想的であり、寂しく閉鎖的であり、またグロテスクでバイオレンスでありますが、本作の独特な世界観はファンを魅了し続けています。
またフロイトの夢診断やユングの意識・無意識に関する研究などの蘊蓄も語られているので、世界観的に読者を選びますが夢について思うところがある方も楽しめるかと思います。
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- 感想投稿日 : 2017年7月6日
- 読了日 : 2017年7月6日
- 本棚登録日 : 2017年7月6日
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