欧米のロックスターたちの「不道徳」な行動の数々を、「性」「薬」「酒」「貧乏」の4章に分けて紹介した本だ。
登場するのはストーンズ、ビートルズ、ツェッペリンを筆頭とした大スターばかりなので、マニア向けの偏りはなく、ごく一般的なロックファンなら楽しめる。
内容の主な典拠となっているのは、ロックスターたちの伝記本だ。
その意味で、引用で成り立った本であり、「人のフンドシで相撲をとる」本ではある。
が、この手の本を作る労力がハンパないことを私は知っているから、「お手軽本だ」などとは決して思わない。
大量の伝記を読破し、不道徳行動を集めて編むだけでも大変なのだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
音楽本
- 感想投稿日 : 2023年9月17日
- 読了日 : 2023年9月17日
- 本棚登録日 : 2023年9月17日
みんなの感想をみる