脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議

  • 講談社 (2016年12月14日発売)
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感想 : 32
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著者は、記憶、特に記憶のエラー「過誤記憶」の専門家。
記憶の仕組みは、最新の科学でも謎が多い、驚異的なものである一方、実は移ろいやすく、簡単に上書きされるものだという。
自分という存在は過去の記憶・経験からできているものではあるが、その寄って立つものも結構曖昧なものなのだ。
それにしても、この邦題はいけない。原書の直訳は「記憶の幻想」だが、こちらの方がはるかによい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年6月24日
読了日 : 2017年6月24日
本棚登録日 : 2017年6月24日

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