鎌倉幕府の成立が1192年ではないなど、歴史研究の進展による見直しが進み、教科書の内容は昔と大きく変わっていると言われる。本書は、このように見直しが進むポイント・論点を各時代の専門家がまとめたもの。
歴史が過ぎたことを記憶する学問、暗記物ではなく、固定的でないのは新鮮に感じる。
一方で戦後史、とりわけここ20-30年の出来事はまだ歴史にはなりきっておらず解釈・異論があるところ。
もっと手前で切り上げが方が良かった気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年11月14日
- 読了日 : 2019年11月12日
- 本棚登録日 : 2019年11月14日
みんなの感想をみる