堤清二 罪と業 最後の「告白」

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年7月27日発売)
3.38
  • (3)
  • (20)
  • (14)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 157
感想 : 20
4

西武・セゾンの堤家をテーマにしたノンフィクション。
20年前ならともかく、今更、堤家かと思っていたが、大宅賞受賞作ということで読んでみた。
清二氏へのインタビューを軸にし、愛憎、因縁が交わる康次郎氏からの歴史をたどる。
作家兼経営者で、ある種天才的な清二氏の語り口、心の揺れを巧みに綴る著者の力量は、さすが大宅賞受賞作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年11月24日
読了日 : 2016年11月24日
本棚登録日 : 2016年11月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする