電鉄は聖地をめざす 都市と鉄道の日本近代史 (講談社選書メチエ)

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  • 講談社 (2019年5月11日発売)
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私鉄の黎明期における発展には、よく知られる大手私鉄による沿線開発以外に、寺社仏閣による参拝者獲得競争があった。

目次
序章 「電鉄」はいかにして生まれたか
第1章 お詣りをプロデュースする僧侶たち--新勝寺と成田の鉄道
第2章 「名所」を作り出す--川崎大師平間寺と京浜電鉄
第3章 「霊験」プロモーションと都市開発--穴守稲荷神社と京浜電鉄
第4章 金儲けは電車に限る--池上本門寺と池上電気鉄道
第5章 葬式電車出発進行--寺院墓地問題と電鉄
終章 日本近代大都市と電鉄のゆくえ

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 交通論・旅行・観光
感想投稿日 : 2019年6月9日
本棚登録日 : 2019年6月9日

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